今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
ここから実際の青汁の体験談をご案内したいと思います。今回は大阪府在住の女性の方の体験談です。
私は高熱を出し二週間後、急性肝炎といわれ、二ヵ月の入院で点滴・薬で、まんまるく太りました。
退院後も家事をするのがやっと、時には何もできず、会社から帰った主人に、夜、洗濯、長男に買物、長女に調理という日もしばしばでした。
買い物に行くときなど、足に鉄のゲタをはいているように重く、友達には、「歩くのしんどいやろ、横になってころがった方が早いよ」などと冗談を言われるほど、よく太っていました。
主人や子どもたちは、家に帰るといつも、私の体の様子をうかがいながら暮らす日々が、二年も続きました。
退院して二年ぐらいのとき、「また肝臓が悪くなっているので入院しなさい」と医者から言われびっくり。
「もう大丈夫とおっしゃったのに、どうしてですか?」と聞き返しました。
先生は冷たく、「私の言う事を聞きなさい。病人は心配せず、私にまかせなさい。今度は治してあげるから。」
と、怒ったような顔と言葉が返ってきたとき、これ以上、この先生に世話になるのは嫌やだと思い、家族、姉妹、友人に話して、病院を変えました。
次の病院で、今までのことを、ぜんぶ、話して、私の体はどうなっているのか、これからどんなことが、一番、大事なのかを聞きました。
いろんな検査をしてもらった結果、B型慢性肝炎で、中期に入っているとのこと。
「肝臓も牌臓も大きくはれ、もう少しで肝硬変ですよ・・・」と言われ、びっくりするやら、前の病院の先生に腹が立つやら、複雑な気持ちでした。
急性肝炎とB型慢性肝炎では、大変な違いだと思います。
生か、死かの、別れ目に立たされていた、と私は思いました。新しい病院の先生は、「肝臓に効く薬はありません。ほしければ出しますが」と言われたので断りました。
「とにかく食べ物に気をつけて、肥満を防ぐことをしなければなりません」と言われました。
そんなときです。
友達から「ケール」という野菜について聞かされ、「一回、話を聞いてみる価値はあるよ」と言われました。
ケールとは何か、食べ物がいかに影響するかなど、夜遅くまで聞かせてもらい、ぜひやってみよう、ということになりました。
十人くらいでケールの共同栽培をしていましたので、特にたのんで仲間に入れていただき、青汁を飲みはじめました。
飲み始めて二ヵ月目ぐらいのとき、遠藤仁郎医学博士が記念講演に見えられ、直接、お話を聞き指導を受けました。
「青汁は一日四合以上に、食べ物は、イモ・豆・ナッパを中心にしなさい」とのこと。
次の日から一日四合。朝、昼、夜、寝る前と、大変しんどかったのですが、二ヵ月、三ヵ月と続けました。
しかし肝臓に変化が見られず、
「こんなもの、ほんとうに効くのかナ?」と思った事もありました。
ケールの青汁を飲み始めて、五ヶ月目に入ったときです。
それまで何回となく、ステロイドの使用と、入院をすすめられていたのをのばしのばししていたところ「これ以上長引けば、肝臓の保証はできません」と言われ、私も、しぶしぶ、その気になりはじめていました。
思いきって入院するつもりで、病院に行きました。ところが驚き。先生に「体の方、調子よろしいでしょう」と言われ、「とても調子いいですが・・・」と言うと、「いつ頃からですか?」と先生。
「いつ頃かは、わかりません」と答えました。
先生はとても不思議がりましたが、私はやっとケールが効いてきたのだとわかり、心のなかでバンザイを何回となく繰り返しました。
今まで300もあった数値が、一週間の間に60になるなんて、奇蹟に近いと思います。
お陰様でケールとめぐり逢い二年半、暗かった家の中も明るく、笑いのある家に戻りました。「元気」であるということのすばらしさ、一人でも多くの人にわけてあげたいと思う、今日この頃です。
参考になさってください。
ちなみに青汁のネックといえばクセのある味ですが、初心者には飲みやすい錠剤タイプのものや、抹茶のような味に改良された飲みやすいタイプのものも販売されていますね。ご興味がある方はご検討ください。
>>>青汁比較