今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
遠藤仁郎医学博士のお話通り、緑の濃い野菜の葉を自分で栽培し、青汁にして、絞りたてを飲むのが、最高の飲み方です。
しかし、上地を持つ人の少ない都市住民の場合には、農家との契約栽培での入手が、最も現実的な方法となるでしょう。
野菜の青汁は、何種類か混ぜると飲みやすくなります。
西勝造氏の提唱による、西式健康法を推奨する甲田光雄医学博士は、青汁材料には、五種類の野菜を混ぜてつくるのが最良、と指導しておられます。
遠藤仁郎医学博士は、庶民がいつでも、どこでも、年中栽培できる青汁材料として「ケール」を探し当てられ、こんにち、全国で栽培され普及されるようになりました。
180cc=約一合の青汁ジュースを、絞って作るのには、夏期の場合、生葉で、約250グラムが必要です。冬期には、約300グラムが必要となります。
ミキサーを使用する際は、あらかじめ、飲料水を約一合くらい入れておかないと、ケールの細片2〜3センチ大のものが、うまく砕けません。
ミキサー内で、どろどろの状態になった青汁は、テボといううどんを温めるのに使う長い筒状の金網カゴに入れて、上から、杓子のウラで押さえてしぼると、荒いセンイだけを取り除いた青汁ができ上がります。
この場合は、約二合の青汁となりますが、ジューサーで飲む人の約一合分の栄養価とおなじもの、と考える必要があります。
また市販されている家庭用ミキサーでは、センイと肉厚のあるケールを多量に絞ると、モーターが止まってしまったり、熱をもったりしますので、3分以内で仕上がる程度に、量を加減する必要もあります。
ジューサーでも、ケールの葉の固さによって、すりつぶし用のツメのついた板が、すり減って、しばしば、取り替えないとうまく絞れなくなります。
またツメが減ると、絞りカスに、多くのジュースが残る場合があり、二度絞りする必要があります。
このような難点に悩む方から、もっと強力な、専用ジューサーの開発が要望されたのは、当然でした。実験に必要な時間をかけて、ケール絞り専用ジューサーが作られ発売されています。
このほか、「生葉を絞るのが大変だ、奥さんが今までより30分早起きしなければならなくなった」などの悩みは、共働きの世帯では、聞き逃せない大問題です。
「青汁を、冷凍することはできないのか?」との要望に応えて冷凍青汁が供給できるようになりました。
参考になさってください。
ちなみに青汁のネックといえばクセのある味ですが、初心者には飲みやすい錠剤タイプのものや、抹茶のような味に改良された飲みやすいタイプのものも販売されていますね。ご興味がある方はご検討ください。
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