今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
青汁やケール、そして乾燥加工した穎粒状のものや固型状のものを飲むと、「おならがよく出て困る」という話を、よく聞かされます。
また青汁を飲むと、便秘して仕方がない、という人もいますし、下痢して困る、という人もいます。
おならがなぜ、よく出るのかについては、その人の体質や、腸の状態などによって出る量もさまざまですが、くわしい理由は、専門家の理論的解明が必要ですから別の機会に譲るとして、どうすると解決するか、を多くの経験から報告しておきましょう。
おならがよく出る人は、日頃から、便秘がちな傾向のある人に多いようです。
このため、穎粒状のケールや、固形状のケールの量を、水とともにもっとふやして飲むと、便は軟便となり排泄しやすくなります。腸管の中の便が少なくなると、おならも少なくなってゆきます。
要するに、便を腸にためこまないようにすることであり、飲む量が少ないと、センイが不足して排泄がうまくゆかないため、発酵してガスがよく出るのです。
しかし下痢をする人の場合は、腸がまだ、慣れていないことや、多過ぎることを示しています。
量を減らしてゆけば、下痢は止まってしまいます。そして下痢が止まったら、少しづつ、増量して消化器を慣れさせ、下痢しない程度に、一日青汁2合を飲むようにします。
1合に相当する量は、固形の場合は50〜60粒、穎粒の場合は2袋を目安にしてください。
そしてセンイの多い食生活を、心がけるようにしましょう。センイは腸管内をきれいに掃除して、食べ物の停滞による発酵を防ぎ、ガスの発生は少なくなっていきます。
参考になさってください。
ちなみに青汁のネックといえばクセのある味ですが、初心者には飲みやすい錠剤タイプのものや、抹茶のような味に改良された飲みやすいタイプのものも販売されていますね。ご興味がある方はご検討ください。
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