今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
前回のコラムでは、毎夜の食事がおそく多食傾向で、しかも朝食は胃にもたれ感などあってもキッチリ食べるといった生活をくり返している人、そんな食べ方が習慣になっている人は必ず消化器に重大な結果をもたらすということをご案内しました。
>>>危険な食べ方習慣
こうした発病を防ぐ方法としては、必ず、危険信号が、胃の痛みや、腹部の変調となってあらわれますから、早期に医学的検査を受けて、軽いうちに食生活習慣を改めることにしましょう。
いくら青汁が良いとはいっても、ガンが発見されてからでは自然治癒は困難です。
早期のうちに、また日頃から予防的に、一日二合の青汁を欠かさないようにすればたまに過食をしたり、疲労を重ねることがあっても、早期に回復してしまいます。
「一日二合でカゼ知らず」です。
もしカゼをひいたら、青汁が少ないか、過労の蓄積か、過食の証明と考えて、すぐに青汁を飲み、食生活と労働過剰を改めることに踏み切りましょう。
動物の肉類や、魚貝類を生食するのが好きな人は、細菌感染する場合があります。魚類や、動物の肉などの蛋白質については、火を通すか、煮るなど、熱を加えて食べるようにしてく
ださい。
海や川や池が汚染され、不自然な環境や、加工されすぎた飼料によって飼育された動物や、魚類は、人間の体に害をもたらす場合が、しばしばあります。
動物性蛋白質の好きな人、特によく食べる人は気をつけるべきでしょう。
遠藤仁郎医学博士の理論と実践に学び、推進されてきた青汁運動の中で、疾病の原因となっている食べ物の傾向を調べてみると、甘いもの好きな人、酒・煙草をよくのむ人、肉類の好きな人、油ものが好きな人、そして野菜が、それほど好きでない人が圧倒的です。
この方々に共通している問題点は、ビタミン類やカルシウムが少なく、カロリー(熱量)ばかり多い食べ物が目立ちます。すなわち、栄養のバランスがとれていない加工食品が多いこと、その裏返しとして、自然に近い食品が少なすぎる、ということです。
当然のこととしてカルシウムや、ビタミン類が、体内から減ってゆくため、それによる発病が多く見られます。
私たちの体には、ビタミン類は一日50mg、カルシウムは一日体重1キロ当たり10mgが、燃焼し、消耗していきます。これを補う食事が、必要なのです。
すべてを補うような食べものを、遠藤仁郎医学博士は「完全食」と言っていますが、このように、減少してゆく体内の栄養素の主なものを、青汁は補充するのです。
だから青汁を飲んで、すぐ、症状が消えてしまう人は、不足していた栄養が補充されたことを示します。
毎日、青汁を飲んでも症状がよくならない人は、不足分が、まだ、補充しきれていないことを示していると考えて、飲む量を増やしてゆく必要があります。
増量してゆくと、ある日、突然、症状が軽くなったり、なかばあきらめた頃、不意に消えてしまう、という多くの実例が、治病には、青汁の量が深くかかわっていることを証明しているといえるでしょう。
いずれにしても、体調が悪化してきたら、痛いとか、気分が悪いとか、だるいといった感じがします。これらはすべて体の発する危険信号です。大自然はありかたいことに、私たちに警告してくれるのです。
それに耳を傾ける心の余裕を持つ必要があります。
参考になさってください。
ちなみに青汁のネックといえばクセのある味ですが、初心者には飲みやすい錠剤タイプのものや、抹茶のような味に改良された飲みやすいタイプのものも販売されていますね。ご興味がある方はご検討ください。
>>>青汁比較