今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
現代人の食生活を栄養学的に見た場合、問題となるのは、このビタミンやミネラル(徴量元素と呼ばれる銅、亜鉛、マグネシウムなども含めて)の、明らかな摂取不足です。
今日の食生活の偏りは、野菜の摂取不足や加工食品の食べすぎなどから起きてきました。燃料は足りたけれども、潤滑油が不足して、機械がうまく稼働してくれないのです。
青汁(ケール)の栄養成分は極めて優秀ですが、これを成人1日の「栄養所要量」と比較してみると、そのバランスのよさがわかります。
不足しがちな成分がきちんと含まれています。
それに「栄養所要量」は1つの目安であって、理想をいえば、ビタミン、ミネラルはもっと多くとったほうがよいのです。
たとえばビタミンB1は、糖やでんぷんと同じように、アルコールを燃やすのにも必要です。
すると大酒を飲んだときなどは、ビタミンB1がアルコールの燃焼に費やされてしまい、糖やでんぷんを燃やす分が足りなくなってしまいます。
これは甘いもの(砂糖)のとりすぎでも同じです。
ビタミンB1が不足して糖分の分解が不完全になると、有害な酸が体内に残り、不調の原因をつくります。
ビタミンやミネラルを十分にとるためには、緑黄色野菜を1日400〜500g食べなければならないでしょう。これは結構たいへんです。
それが青汁ならば、360cc(2合)飲めばよいことになります。
青汁360ccはケール約600gからつくられますが、飲むのは簡単です。
もっともケールは一般の野菜より栄養成分が豊富ですから、ふつうに食事をした後のビタミンやミネラルの不足分としては、180ccも飲めば十分でしょう。
しかも、青汁のよさはこれだけではありません。
青汁には緑色の素である葉緑素がたくさん含まれています。
葉緑素は、血液の赤い成分である赤血球の血色素(ヘモグロビン)とほとんど同じ分子構造式をもっています。
葉緑素は体内にはいると、1分子だけ入れ替わって血色素に変わります。酸素の運搬役である赤血球が増えれば、きれいな血液が体のすみずみまで行きわたることになります。臓器の働きも活発になり、顔の色つやもよくなるでしょう。
参考になさってください。
毎日の食事の栄養バランスが心配な方は青汁を試してみてはいかがでしょうか。
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