最新の青汁比較ランキングを、口コミ＆評判つきでご案内します。

青汁の基本「青汁は免疫力を高めガンを防ぐ」

今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。

そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁とは緑黄色野菜をすりつぶした絞り汁のことですが、一般的にはケールや大麦若葉を主成分にしたものが有名です。丸ごと野菜の成分が入っているため、栄養分や食物繊維が豊富で、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。

さて前回のコラムでは青汁の抗ガン作用についてご案内しました。

＞＞＞青汁が病気やガンから守る理由

今回はその抗ガン作用についてもう少し深堀したいと思います。

野菜の抗ガン作用については、野菜に発ガン抑制物質があることが解明されています。発見したのは、食生活と発ガンとの関係を研究している秋田大学衛生学教室／加美山茂利教授のグループです。

野菜を毎日食べる人の発ガン率が、食べない人にくらべて低いことは、それまでもたびたび指摘されていました。

加美山教授たちのグループが発見した野菜中の発ガン抑制物質は、発ガンを代謝過程の中で選択的に抑制する機能をもっているといいます。この種の制ガン効果をもつ物質が解明されたのははじめてのことです。

発見された発ガン抑制物質は、野菜中にふくまれるフェノール類とキノン類の二物質です。報告によると、これらの物質が食品を通して体内にはいると、代謝過程の中で別々に酵素（薬物代謝酵素）に働きかけます。

キノン類の物質は、発ガンしないよう、発ガン物質を水に溶けやすい形に変えて体外への排泄を促進し、フェノール類の物質は、発ガン物質の代謝そのものを抑制して、発ガンを抑える機能をもっているというのです。

同教室でラットの肝臓やマウスの胃などを用いて実験したところ、焼き魚の焦げ目などにふくまれる代表的な化学発ガン物質の場合、ジャガイモにふくまれる変異性抑制物質を与えたほうが、与えない場合よりも８倍も発ガン抑制効果があったそうです。

抗ガン作用ということでは、青汁は白血球の働きを高めます。たとえば、アトピー性皮膚炎の患者に青汁療法をしてもらいます。そうすると、それまで青汁と玄米ごはん、豆腐の食事をしていたときは治まっていた湿疹が、一挙に出てくるのです。

これは腸にキズがあるからではなく、白血球の中のリンパ球の働きが高まったからにほかなりません。青汁をメインにすると、それくらい白血球（リンパ球）の働きが高まるのです。

青汁（野菜汁）がガン細胞を破壊する白血球の働きを高めることは、帝京大学薬学部の山崎正利教授の動物実験で確認されています。

マウスに野菜汁の抽出液を注射したところ、その効果はインターフェロンなどの抗ガン剤とほぼ同程度だったというのです。

ビタミンやベータカロチンをふくむ野菜に、ガンを予防する効果があることは知られていましたが、白血球の生体防御機構を増強する働きがあることを突きとめたのは、世界ではじめてだということです。

山崎教授たちが実験に使ったのは、生の野菜汁です。ケール、キャベツ、ホウレン草、タマネギなどをジューサーにかけたあと、マウスの静脈に注射で注入しました。そして、白血球がつくるＴＮＦ（腫瘍壊死因子）というガンを破壊する蛋白が、マウスの血液中にどれだけ増えたかを調べました。

その結果、野菜汁２マイクロリットルで、インターフェロンなどの抗ガン剤と同程度の効果があることがわかったのです。人間に応用するとすれば、摂取量は６ミリリットルの少量で効果が現れるそうです。また、マウスに飲ませた場合でも、注射ほどではないにせよ効果はあったといいます。

免疫力を高め、病気やがんになりにくい体を作っていきたいと思われる方は、青汁を試してみてはいかがでしょうか？

なお青汁のネックといえばクセのある味ですが、初心者には飲みやすい錠剤タイプのものや、大麦若葉系の抹茶のような飲みやすいタイプのものも販売されていますね。ご興味がある方はご検討ください。

＞＞＞最新の青汁比較ランキングはこちら