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今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケール大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。

コラム:青汁百科「青汁と柑橘類としぼりカス」

青汁には、柑橘類がとても適しています。

青汁の中にあるビタミンCなどを、なるだけ、こわさないようにして飲みたいわけですが、レモンやミカンのクエン酸は、ぐあいの良いことに、ビタミンCをこわさないので、青汁のビタミンCの保存性が良いわけです。

しかし、リンゴやバナナに含まれるリンゴ酸(有機酸)は、青汁のビタミンCを一緒に、どんどん、こわしてしまいます。リンゴやバナナの切り口は、少し時間がたつと、茶色に変色しはじめますが、これは有機酸による果実の分解を示しており、その早さは、見たり経験されたりしたことかおるでしょう。

また、レモンなどのビタミンCは、皮に最も多くふくまれ、果肉には、最も少ない比率で含有しています。果肉だけをレモンしぼり器(市販品)でしぼって、皮を捨てると、どれほどの無駄をしているか、おわかりになるでしょう。

ジューサーやミキサーのなかには、レモンなど無農薬栽培の安全なものであれば、皮も一緒に利用したいものです。

味と香りが引き立ち、青汁の臭みや、苦味のきらいな人には、とても喜ばれることでしょう。

しかしリンゴジュースやバナナ、ニンジンなどを混ぜて飲む場合は、別々に絞っておいて、飲むときに混ぜるようにするか、混ぜてしぼったら放置せず、すぐ、その場で飲んでしまい、冷蔵庫に保管しないことです。

青汁の飲み方は、くりかえしになりますが、生の葉のしぼりたてを、時を移さず、なるだけ早く飲んでしまうことです。

さて、青汁のしぼりカスの利用法ですが、まだ多くの栄養物が残っていますので、無造作に捨てず、利用します。

いくつかの方途を、ご紹介いたしましょう。

生葉のしぼりカスの植物酵素は、生きています。

花鉢や、植木の根元や、畑の表面にまいて、土をうすくかぶせておくと、植物は、おなじ仲間の酵素を吸収して、見るからに生き生きとしてきます。

また、綿布の袋に入れて、お風呂の浴槽に浸けておくと、湯に溶け出たケールの成分が、温まって開いた皮膚の気孔から入り、体内の毒素分解や、老廃物の排出を促進する働きなどがあり、皮下組織の浄化に役立ちます。

肌がきれいになるのはこのためで、ケール風呂を大いに実行しましょう。

参考になさってください。

ちなみに青汁のネックといえばクセのある味ですが、初心者には飲みやすい錠剤タイプのものや、抹茶のような味に改良された飲みやすいタイプのものも販売されていますね。ご興味がある方はご検討ください。

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