今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
私たちが注意したいのは、食べ方をめぐる問題です。
まず甘いもの、お酒、タバコは毎日、食べたり、のんだりしていると、習慣になり、それがなければ苦痛になり、他のものでは、代用してすまされない体質にまで、なってしまいま
す。
その結果は、栄養の不均衡による発病へとすすみます。
甘いものやお酒は、たまにはいいとしても、習慣性になると、発病に至る危険な食べものであることを、しっかり、認識して、好きな人は、これらをうまく遠ざける方法を、身につ
ける必要があるでしょう。
食べ方でもう一つ、気をつけたいのは「間食」です。
食事のときは、多量の胃酸が分泌され、消化を促します。
しかし、食事以外に間食が入ってくると、ふたたび、消化のために胃酸の分泌が行われますが、間食は、食べる量が少ない割に、胃酸は相当量、分泌されますので、自分の胃酸で胃
腸を荒らしたり、消化器に負担がかかってきて、消化器の発病につながったりするのです。
特に、夜おそく(午後9時すぎに)帰宅して、アルコール系を飲んで食事をする人は、アルコールによって血液循環が活発になり、消化・吸収の活動が盛んになるため、たくさん食
べすぎるようになります。
これに連動して胃酸の分泌も、多量に必要となり、消化器系に、大きな負担がかかってきます。
その上、疲れている体を早く休めようと、ベッドに入って寝てしまうと、消化器系では未消化のまま、朝まで持ち越してしまうのです。
朝、起きて、胃が重くもたれている感じがしたり、食欲がないのは、このためで、その上、朝は朝食をきっちり食べなければならない、と考えている人が多く、昨夜の負担から回復しきれていない消化器の中に、さらに朝食の負担をかけ、ますます、胃腸は疲弊を重ねてゆきます。
昨夜のおそい食事が、胃に負担をかけ、朝の胃腸が快調でないと感じるときは、朝食をやめておく、などの適切な対処が必要なのです。
毎夜の食事がおそく、多食傾向で、しかも朝食は胃にもたれ感などあっても、キッチリ食べる、といった生活をくり返している人、そんな食べ方が習慣になっている人は、必ず、消
化器に、重大な結果をもたらすことを、知っておく必要があります。
そのような生活をしていては、一日二合の青汁を飲んでも、帳消しとなってゆくことを、承知しておくべきでしょう。
参考になさってください。
ちなみに青汁のネックといえばクセのある味ですが、初心者には飲みやすい錠剤タイプのものや、抹茶のような味に改良された飲みやすいタイプのものも販売されていますね。ご興味がある方はご検討ください。
>>>青汁比較