今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
「健康を維持してゆきたい、寝たきり老人になりたくない」という人は一日2合(360CC)の青汁を飲むように、と遠藤仁郎医学博士は主張します。
私たちは、一日の平均的な労働と生活で、カルシウムは0.6グラムを消耗し、ビタミンCは、50ミリグラムを消耗することが、研究の結果、わかってきました。
健康を維持するためには、一日に、それぞれ、失う分量のカルシウムなどを補充する必要がありますが、厚労省は国民の健康維持に必要な、一日の栄養量を発表しています。
しかし遠藤仁郎医学博士は、国が示す基準よりも、物によっては少し多く、たとえばカルシウムなどは、2倍の量が必要だ、と見ておられます。
このような二つの主張の違いは、どこから、出ているのでしょうか。
今日のような食生活の乱れと、化学物質を体内にとり入れる危険な環境や、生活の速度が早くなってきた社会では、当然、栄養の消耗も激しいので、国の基準では不足する人が出てくるはずで、安全率をかけてゆく必要がある、というわけです。
そして一日2合の青汁をのんでおけば、よほど無茶な生活をしないかぎり、大病で倒れることはないであろう、と言っておられます。
とくにケールのように、他の野菜と比較して、強い生命力をもっている野菜は、いまだ人間が知り得ない、すぐれたいくつかの成分を保有している可能性が高く、それらが治病や予
防に強く作用しているのではないか、と考えられています。
参考になさってください。
ちなみに青汁のネックといえばクセのある味ですが、初心者には飲みやすい錠剤タイプのものや、抹茶のような味に改良された飲みやすいタイプのものも販売されていますね。ご興味がある方はご検討ください。
>>>青汁比較