今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
更年期にみられる特有の症状として、「ホットフラッシュ」があります。
更年期の比較的初期に現れるもので、暑くもないのに突然、顔や胸のあたりがカーッとほてったり、汗をかいたり、のぼせたりするのが特徴です。
人によってホットフラッシュの出方はかなり異なります。2〜3分で消えたり、1時間以上も続くこともあります。さらに1日に何度もおきる人、2〜3日ごとにおきる人などいろいろです。
多くの場合は、1〜2年でおさまりますが、なかには5年以上もこの症状に苦しむ人もいます。
ホットフラッシュの原因は、まだ完全に解明されたわけではありません。しかし、この症状が現れるときにホルモンの量が変動することは、明らかになっているのです。
エストロゲンが少なくなると、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)の値が上昇します。脳の視床下部では下垂体に命令してFSHやLHなどのホルモンを分泌して、からだのさまざまな機能=体温調節や睡眠、新陳代謝、ストレスへの反応な
ど=を操作しているのです。
つまり、FSHやLHの値が上昇し、ホルモンのアンバランスが起こると、自律神経の失調症状があちこちに現れてきます。
そのひとつとして、血管が拡張すると体内に血液がたくさん流れ込むことによって、体温が上がると考えられています。
このようにして引き起こされるホットフラッシュですが、エストロゲンの減少が少ないときほど更年期障害は軽くなる傾向にあるといわれています。
また、ある研究では、メキシコのマヤ族の女性にはホットフラッシュの症状がみられないという報告があります。その理由として、食生活によるものが大きいと推測されています。
バランスのよい食事や、各種の栄養素がきちんと摂れていれば、ホットフラッシュになることもなく、更年期障害も軽くすむのではと、研究が続けられています。
(薬剤師)
青汁は更年期対策にも有効です。更年期の症状が気になる方は青汁を試してみてはいかがでしょうか?原料は野菜ですので安心して飲める点も魅力です。
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