今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
ヤクルトヘルスフーズ株式会社では、ヤクルトの青汁ブランド「元気な畑から」のシリーズ品として、「朝の抹茶入り青汁(14袋)」を3月25日から全国で新発売。
・製品名:朝の抹茶入り青汁(14袋)
・販売会社:ヤクルトヘルスフーズ株式会社
・販売日:2013年3月25日(月)
・内容量:42g(3g×14袋)
・価格:598円
・主要成分:大麦若葉エキス末(デキストリン、大麦若葉エキス)、抹茶
特徴:大麦若葉エキス末に抹茶を加えることによって青汁のクセを抑え、青汁が初めての方でも飲みやすいライトな味。原材料の大麦若葉は、大分県国東半島およびその周辺の契約農家が、農薬・化学肥料を使わずに栽培。香料、保存料、着色料、不使用。
[コメント]
ヤクルトといえば社名ともなっている乳酸菌飲料が有名ですが、グループ会社であるヤクルトヘルスフーズ社で健康食品も販売しています。
その中の青汁ブランドである「元気な畑から」シリーズの新商品として、「朝の抹茶入り青汁(14袋)」が販売される、ということですね。
値段は598円とかなりお安いですし、そもそも飲みやすさに定評のある大麦若葉に抹茶を加えていますので、より飲みやすくなっているのではないでしょうか?青汁が苦手という人にはピッタリの商品と言えるかもしれません。
ただし青汁といえば元祖はやはりケール由来のものであり、各種の実験や、そこから得られた結果も、ほとんどがケール由来の青汁にて実証されたものですね。青汁に様々な効能があるとしても、それらの全てが大麦若葉系の青汁にも当てはまるかと言うとやはり疑問が残ります。
加えてこの商品では上記の通り、飲みやすくするために抹茶が加えられていますが、では抹茶が何割くらい含まれいて、大麦若葉がどれくらいの量かも分かりません。
抹茶には高級品のイメージがあるものの、実際には安いものもあるとすれば、抹茶によって「水増し」されている可能性もゼロではありませんね。仮にそうした工夫によって値段が安く抑えられているのだとすると・・・ちょっと複雑ですね。ヤクルトの商品なのでそんなセコイことはしていないと思いますが。
ということで青汁フリークからすればやや物足りないかもしれない同商品ですが、上記の通り初心者にはむしろ飲みやすくて良さそうですね。ケール系の本格的な青汁はハードルが高いと感じる方は試してみてはいかがでしょうか。